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ジェトロ、日本企業17社を率いてサプライチェーン博に出展 「出会いこそがビジネスチャンス」

チャイナネット2025-07-17 15:27

中国網記者 廖家欣撮影

 第3回中国国際サプライチェーン促進博覧会(以下「サプライチェーン博」)が16日、北京で盛大に開幕した。同博覧会の「常連」である日本貿易振興機構(ジェトロ)は今回、医薬技術、バイオサイエンス、生活用品などの分野にわたる17社の日本中小企業を「健康生活チェーン」展示エリアに出展させる。この開放的で協力的な場を通じて、より多くの業界関係者とつながり、協力関係を築くことを期待している。

 ジェトロは同博覧会創設以来、3年連続で日本企業の出展を組織しており、毎回異なる分野に焦点を当て中日産業の連携を積極的に推進している。第1回博覧会では、健康、食品、生活用品関連企業を率いて広く注目を集めた。第2回では、スマートカーチェーン展示エリアに出展し、9社の自動車部品メーカーの技術力を披露した。今回の事業者は再び大健康分野に回帰し、医療・健康生活分野における日本中小企業の優位性をアピールしている。

 ジェトロ北京事務所対外業務部の匂坂拓孝部長は、「もはや『日本製』や『日本ブランド』だけが注目される時代ではない。日本企業は中国市場の動向と中国企業・消費者のニーズを十分に考慮する必要があるが、これはまさにジェトロが毎年出展内容と展示エリアを変更している理由だ」と述べた。同氏は、サプライチェーン博がグローバルサプライチェーン協力の重要な場として、数多くの国際企業や機関を集めており、日本企業にとって絶好のビジネスマッチングの機会を提供していると指摘。「出展企業がこの場の資源を最大限活用し、潜在的なパートナーを発掘し、共に新たな市場機会を開拓することを期待している」と語った。

 2回目の出展となる東興保護用品(上海)有限公司の江川大祐総経理は、同社が中国市場に進出してからほぼ30年が経過し、現在中国に2つの製造工場を有していると紹介。「中国は我々にとって重要な生産拠点であると同時に、中核的な販売市場でもあり、常に重視している」と強調した。展示会の魅力については、「予期せぬ出会いにこそ大きなビジネスチャンスが潜んでいる」とし、サプライチェーン博が数多くの業界専門家を集める国際的な場であるだけに、より多くの協力可能性をもたらすと期待を示した。