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消費市場の拡大続く 上半期の社会消費財小売総額22兆8000億元に 

CRI2023-07-18 09:46

 国家統計局の付凌暉報道官は17日の記者会見で、「中国経済が回復基調を継続し、消費促進政策が着実に効果を発揮するのにつれて、住民の消費が安定して拡大し、消費の新たな原動力が力強く伸びている」と示しました。

 付報道官によりますと、今年上半期の全国の社会消費財小売総額は前年同期比8.2%増の22兆8000億元(約443兆円)に達し、昨年通年の数値を大幅に上回りました。上半期の全国の1人当たり消費支出は前年同時期比で名目8.4%増加し、前年同時期を5.9ポイント上回りました。全国の外食産業の売上は前年同時期比21.4%増となり、営業性の旅客輸送量は前年同期比56.3%の増となりました。

 また、上半期の商品小売額は前年同時期より6.8%増加し、限度額以上(年商2000万元)の事業体の8割で商品小売額は増加を続けています。中でも、金銀宝飾類、スポーツ・娯楽用品類などのグレードアップ商品の売上高が前年同時期比でそれぞれ17.5%と10.5%増えています。

 住民の消費概念が変わってきたのに伴い、消費の質の向上とグレードアップを促進する政策が功を奏し、消費の新たな原動力が継続的に強まっています。上半期の新エネルギー乗用車の販売台数は前年同時期より37.3%増えて300万台を超えました。年商2000万元以上の事業体の省エネ家電製品と音響・映像機器類の小売額は、前年同時期より20%余り伸びました。

 さらに、住民1人当たりの文化・娯楽向け支出は上半期では、前年同時期より名目で38.5%増加しました。全国の映画興行収入は前年同時期比52.9%増、観客動員数は51.8%増となりました。中でも、農村部の消費市場が引き続き活発で、消費財小売額は前年同時期比8.4%増となり、都市部を上回る勢いを見せています。(Yan、坂下)