尼山対話|李彦宏氏：AIネイティブアプリは基盤モデルの数より大切だ

中国山東網2023-06-27 15:17

　6月26日、百度（バイドゥ）の創業者で、総裁兼CEOの李彦宏（ロビン・リー）氏は世界インターネット大会デジタル文明尼山対話に出席し、「基盤モデルはデジタル世界を再構築」をテーマに講演を行った。

　基盤モデルはグローバルでたくさんの注目を集め、人工知能試合の戦場である。李氏によると、「新な国際競争戦略のポイントは基盤モデルの数ではなく、基盤モデルでAIネイティブアプリの数、またはアプリがどのぐらい生産効率を引き上げることです。もし私たちがテーブルに集まり、コンテストの入場券を獲得することができれば、中国はより強大なデジタル化産業を有して、デジタル経済規模は巨大な成長を遂げることになるでしょう。」

　人工知能の基盤モデルがもたらすガバナンスの課題も無視できない。李彦宏氏は「技術の発展と安全製御可能な二輪駆動を堅持してこそ、安定的に遠くまで前進することが可能となります。もし私たちが安全で責任を持ってAIの発展の道を製御すれば、基盤モデルはデジタル世界を再構築し、人工知能は中国経済、ないし世界経済のために比類のない繁栄を創造し、全人類の福祉を高めることができます」と言った。