首页 >観光

中国の観光列車でビュッフェメニューの提供開始

人民網日本語版2025-05-29 20:58

 列車での食事というと、弁当を思い浮かべる人がほとんどだろう。しかし、遼寧省の瀋陽や大連、吉林省の長春から、広東省深セン、四川省成都、江西省九江といった人気観光都市に向かう列車では最近、ビュッフェメニューの提供が始まり、旅客は自分で好きな料理を選んで食べることができるようになっている。

 列車の乗務員によると、高齢者を対象としたシルバー観光列車は、移動時間が長い場合が多く、列車のビュッフェメニューは100種類以上を用意しているという。また、高齢者の健康も考慮し、糖分や塩分を控えめにした料理をその場で調理して提供している。

 ビュッフェメニューの提供時間は通常2時間で、朝食は1人20元(1元は約20.3円)、昼食・夕食は1人30元となっている。

 端午節(端午の節句、今年は5月31日)前後、中国鉄路鄭州局が運行する観光列車「中原鉄道·大河之南号」や中国鉄路武漢局が運行するシルバー観光列車「Y597号」、「Y413号」でもビュッフェメニューが提供されることになっている。(編集KN)