董家口港区の二基目となる40万トン級埠頭が対外稼働の検査に合格
青島政務網2025-10-23 10:05

10月20日、山東省政府弁公庁は省交通運輸局、青島税関、山東海事局、山東出入境辺防検査総局などと共同で省検査チームを結成した。検査チームは一日かけて視察・評価を行い、青島董家口港区鉱石埠頭D31バースを視察し、口岸(通関地)検査場、営業敷地及び関連支援施設を検査したほか、青島董家口港区鉱石埠頭D31バースの対外稼働及び建設工事の報告を聴取した。彼らは全員一致で青島董家口港区鉱石埠頭D31バースの対外稼働が省レベルの検査を順調に合格したことを承認した。
今回検査対象となったバースは、青島港董家口港区で二基目となる40万トン級鉱石専用バースである。主要な建設内容として30万トン級鉱石バース(岸壁構造は40万トン級ばら積み貨物船の接岸に対応するよう設計・建設)を建設し、3500トン/時のシップアンローダー2台と1万500トン/時のベルトプロセスを備えている。同時にヤード面積が新たに125万平方メートル増加し、設計上の年間通過能力は1600万トンに達する。
前期において青島市政府弁公庁、西海岸新区管理委員会、港湾企業が緊密に協力し、関連施設を検査する連絡メカニズムを確立し、検査基準に従って口岸関連作業を厳格に実施した。税関、海事、辺境検査などの口岸監督管理機関は、港湾埠頭と繰り返し意思疎通を図り、検査インフラ、関連施設、検査設備を整備し、バースが対外稼働検査に合格するための強固な基盤を築いた。
バースが稼働後、董家口港区は最大40万トンのばら積み貨物船に対応できる深水バース2基を備えることになり、これにより青島港の中核的優位性である「大規模な埠頭」、「広大なヤード」、「高い効率性」、「優れたサービス」がさらに強化され、鉄鉱石輸送分野における青島港の国際競争力を持続的に高める。また、この鉱石埠頭プロジェクトは、中国「第14次五カ年計画」の重点プロジェクトでもあり、山東港の「世界一流の海洋港湾」建設を加速させ、青島港の質の高いな発展の転換・向上を支援し、董家口港区のドライバルク貨物集配拠点としての地位を高めることになる。これは、山東港と青島港の構造調整と転換・向上を加速し、港湾機能の最適化を図り、港区内のバースの機能区分を改善する上で極めて重要な意義を持っている。
