「シルクロード千古情」大型エンターテインメントプロジェクト全面始動
青島政務網2025-07-17 15:16
7月2日、上海協力機構(SCO)モデル区の関係者から、注目されている「シルクロード千古情」大型エンターテインメントプロジェクトの建設工事が全面的に開始され、2026年夏休み期間まで完成・引き渡しを予定していることが明らかになった。このプロジェクトは、上海協力機構モデル区が重点的に推進するシンボルマーク的な文化・観光プロジェクトとして青島市が「上海協力機構の観光と文化の都」を構築する上で新たな注目の的となる。また、上海協力機構加盟国間のビジネス、観光、文化交流を促進し、文明の相互理解を促進する新たなランドマークとしての役割が期待されている。
「シルクロード千古情」プロジェクトの建設現場では、色鮮やかなの各種クレーンが効率的に稼働し、掘削機や輸送車などの大型機械が現場を忙しく往来している。300人を超える建設作業員がそれぞれの役割を果たし、溶接、切断、コンクリート打設などの作業を秩序正しく進めており、活気あふれる建設風景が広がっている。
「シルクロード千古情」大型エンターテインメントプロジェクトの総延床面積は4万9000平方メートルに及び、劇場、風情街、国際テーマストリート、タイムトラベルストリート、無形文化遺産タウンなど8棟の独立した建物が建設される。これらの施設は、文化観光演芸と劇場公演、ショッピングと飲食、付随エンターテインメント施設などの多機能を備える。「現在プロジェクトは急ピッチで進められており、風情街は7月中旬に主体構造を完成する見込みであり、劇場は8月末に完成予定である。プロジェクト全体は2026年夏休み期間の完成と引き渡しを目指している」と青島如意湖投資建設発展有限公司の張増斌総経理が紹介した。プロジェクトの工期が厳しく、任務が重いことから、現場では24時間連続作業を実施している。進捗計画を基に工期を逆算し、施工計画を継続的に最適化することで所定のタイムスケジュール通りに建設任務を完遂することを保証しているとのことである。
今年1月、上海協力機構モデル区は、宋城演芸発展股份有限公司と協力協定を締結し、共同で大型エンターテインメントプロジェクト「シルクロード千古情」を建設することとなった。このプロジェクトは、斉魯文化、海絲文化、および上海協力機構の要素に焦点を当てて歴史を横断する壮大な物語と独創的な芸術手法を組み合わせることで斉魯地方の豊かな歴史文化を凝縮しつつ、上海協力機構加盟国の多様な文化と地域的な特徴を集中的に紹介し、文化展示、演芸体験、レジャー・エンターテインメントなどを一体化した文化的ランドマークプロジェクトを目指す。「我々は宋城演芸との協力をさらに深化させ、チェーン全体・全周期・全要素をカバーするサービス保障を提供し、プロジェクトの実施を全力で推進し、予定通り開園を実現する」と、上海協力機構モデル区投資促進局の遅永欣局長は述べた