山東省は全国初の考古遺跡公園の省レベル標識を発表
中国山東網2025-06-18 09:58
6月16日午前、2025年文化と自然遺産の日山東省のホームタウンイベントが泰安で行われた。イベントでは、全国初の考古遺跡公園の省レベル標識が正式に発表された。
今回のイベントは山東省文化観光庁(省文物局)と泰安市政府が共同で主催し、新たに改正された文化財保護法を宣伝・貫徹し、山東省の文化遺産の保護・伝承・利用、特に考古遺跡公園の新たな進展と成果を示すことを目的としている。全国民の保護意識を高め、濃厚な雰囲気を作り出し、文化遺産に時代の輝きを咲かせる。
山東考古遺跡公園の標識の設計は地域文化と考古要素を巧みに融合させた:泰山を代表とする山川、黄河を代表とする河川及び考古遺跡を象徴する草屋根と陶土は、共に開放的な視覚空間に集まっている。その簡潔な造形と鮮明な特色は、山東省考古遺跡公園が海岱地区の考古遺跡とその背景環境を核心とし、科学研究、教育、遊休機能を兼ね備えた特定の公共空間であることを意味している。標識は緑と黄色の配色案を採用し、緑は自然生態を象徴し、黄色は考古遺跡を代表し、人と自然が調和して共生する理念を伝えている。全国初の考古遺跡公園の省レベルの標識として、その発表は省内の各考古遺跡公園が統一的で鮮明なイメージ標識システムを構築することを推進し、遺跡公園の標準化、ブランド化建設を支援する。
山東省の文化遺産事業の質の高い発展をさらに推進するため、イベント現場では中国文化遺産研究院と山東省文化・観光庁(省文物局)の文化財保護伝承戦略協力協議の調印式が同時に行われた。