映画のロケ地にロープウェイで空中漢服ショーを開催
青島政務網2025-05-06 09:42
華表賞授賞式の開催に伴い、「映画と旅する」などのクロスオーバー型革新プロジェクトは青島で実施し、文化観光ブームを巻き起こしている。4月29日、市文化・観光局と市園林・林業局の指導の下、第5回太平山ロープウェイ中国空中漢服ショーが正式にスタートした。今回のイベントは「天賜国色・太平牡丹」をテーマに、漢服の優雅な趣き、ロープウェイの不思議さ、映画「送你一朵小红花」のロケ地の美しさが融合し、千年を超える中国風文化の祭典を創り上げた。会場には多くの漢服愛好家や市民、観光客が太平山に集まり、この雅やかな中国風イベントを共に見届けた。
太平山ロープウェイは、青島の「赤い瓦と緑の木、澄んだ海と青い空」を一望できるだけでなく、都市の文化的な発展の流れと自然の風景をつなぐ「空中の架け橋」でもある。このほど、市文化・観光局が「映画と旅する」をテーマにした観光ルートを発表し、太平山ロープウェイが「光と影の山海・詩的な絵巻の旅」に選ばれた。「近年、青島は、文化観光産業を『見て回る型』から『没入型』へのアップグレードを推進している。太平山空中漢服ショーは『漢服+ロープウェイ+自然景観』の立体的なシーンを作り出し、『絵の中を遊ぶような』没入的な体験を作っている。それは雲をランウェイにし、山と海を背景にし、伝統文化を『風景の中で生き生きと』させ、『体験の中で人気を呼ぶ』ものとし、若者に人気の『国潮』の新たなシンボルになっている」と、市文化・観光局市場プロモーション処の戚躍二级調査員は語った。
太平山ロープウェイの「業界を超えた人気」は、文化観光の没入型体験の新しいシーンの創造と切り離すことはできない。空中漢服ショーはゼロからスタートし、ロープウェイを舞台とした中国初の漢服文化IPとなり、2021年の初開催以来、延べ10万人以上が参加している。数多くのドラマやバラエティ番組がここでロケを行い、太平山ロープウェイが映画・テレビ文化観光の新たなランドマークになり、漢服文化の「優雅な開花」を見届けただけでなく、多くの映画・ドラマ文化の要素が集まり、景観地の文化的影響力と全国的な知名度をさらに高めた。ここ数日、中央广播电视総台の「アナウンサーが映画と出会う」という番組内で扱われた太平山ロープウェイの美しい景色がソーシャルメディアを賑わせている。「海を見てまるで感動的でエモーショナルな映画の中にいるようである」と、番組の司会者・鄒韻氏は語った。迫る「メーデー連休」期間中、空中漢服ショーは引き続き上演される。5月1日~3日、漢服愛好家たちが再び太平山ロープウェイに登場し、訪れる観光客と共に山海に囲まれた春の絶景を楽しむ予定である。