済南霊岩寺の古いイチョウが最適な鑑賞時期を迎え
中国山東網2024-11-12 14:26
最近、済南市霊岩寺にある数本の樹齢千年のイチョウの木が最適な鑑賞時期を迎えている。
済南霊岩寺は、1600年以上の歴史を持つ古代寺院で、泰山の南側に位置し、古来より「霊岩に至らず、泰山のたびにならぬ」という言い方があった。霊岩寺は中国仏教発展の歴史の中では重要な地位を占めて、天台の国清寺、南京の栖霞寺、湖北の玉泉寺と並んで、中国四大名刹だと称えられた。
霊岩寺に入ると、3本の黄金色のイチョウの木が目に入る。それらの繁茂した枝葉が大雄宝殿の前の月台を覆い隠し、まるでこの殿に燦然と輝く金色の蓋を被せているようである。
深秋の候、寺の数本の樹齢千年のイチョウの木は「満樹金黄」になり、とても壮観である。秋風が吹くと、一枚一枚のイチョウの葉が舞い落ち、木の下に立つと金色の雨に包まれたような気分になる。
イチョウは、秋の終わりから冬の初めにかけて、自然が人間に贈る壮大なロマンである。霊岩寺観光地はイチョウが最適な鑑賞時期を迎えており、家族や友人と一緒に千年のイチョウと秋日の約束をしよう!