2024海洋協力発展フォーラムが青島で開幕
青島政務網2024-11-05 10:44
大衆日報によると、10月24日午前、2024海洋協力発展フォーラムが青島で開幕した。中国政治協商会議の王勇副主席が開会式に出席し、スピーチを行った。
王勇氏は、「習近平主席の海洋運命共同体構築構想は、海洋の持続可能な発展を推進するために絶え間ない原動力を注入した。近年、中国がグローバルな海洋ガバナンスに積極的に参加し、海洋経済発展の原動力を引き出し、海洋生態系保護を強化し、各国と力を合わせて海洋の平和・安定を守っている。現在、海洋産業は、科学技術の進歩とともに、近海から遠洋へ、浅瀬から深海へと移りつつあり、中国政府は海洋運命共同体の理念を堅持し、海洋経済における開放と各国との協力を深め、国際海洋秩序を共同で構築し、海洋生態環境保護を推進し、海洋文化の交流と相互参考を深め、手を携えて人と海との調和共生の時代の新たな一章を綴っていく」と述べた。
モルディブ人民議会副議長ナシーム氏、山東省委員会書記林武氏、自然資源部党組書記・部長の王広華氏はスピーチを行ない、全国政治協商会議常務委員、経済委員会副主任の苗圩氏、馮正霖氏、易綱氏が出席し、省委員会副書記・省長周乃翔氏が主宰した。カーボベルデ海洋部部長サントス氏、マダガスカル漁業・ブルーエコノミー部部長マハタンタイ氏はスピーチを行ない、モルディブ漁業海洋資源部部長シュアーム氏が出席し、トンガ土地・自然資源大臣トゥイアフェトゥ氏が挨拶し、ノルウェーエネルギー部部長オスラン氏がリモートで挨拶し、ミクロネシア連邦コスラエ州州長のパリック氏、議長のフィリップ氏が出席し、省委員会常務委員・青島市委員会書記曾賛栄氏、国連秘書長海洋事務特使のトムソン氏が挨拶した。
林武氏はスピーチの中で「近年、私たちは習近平主席の指示を念頭に置き、海洋経済の質の高い発展に焦点を当てて海洋強省建設のための『十大行動』を徹底的に実施し、現代海洋経済発展の高地づくりに全力を尽くしてきた。海洋協力発展に関するフォーラムの開催は、習近平主席の重要な指示・要求を実行に移し、海洋運命共同体の理念を深く実践するための具体的な行動である。私たちは各方面と一緒に、手を携えて海洋経済協力を推進し、現代的な海洋産業システム構築のために共同で努力し、海洋科学技術の革新を促進し、より多くの科学技術成果の転化・応用を推進し、海洋生態保護を強化し、海洋のグリーン発展の新たな道を探り、海洋人文交流を拡大し、より高いレベルの『青い仲間』を結成し、協力・ウィンウィンにおける共通のビジョンを実現したい」と述べた。
王広華氏はスピーチの中で「中国は海洋大国であり、我々は習近平主席の重要な指示・要求に従い、政策・計画のリード作用、海洋経済の質の高い発展、生態優先、科学技術革新によるエンパワーメント、開放・ウィンウィンを重視し、海洋強国の建設を速める。海洋協力発展フォーラムというプラットフォームをうまく利用し、政策連携を強化し、利益の融合を増進し、質の高い発展に焦点を当てて新しいエネルギー・優位性を形成し、グリーン協力を拡大し、人と自然の調和を促進し、革新による駆動を強化し、ブルーテクノロジーの普及を推進し、海洋福祉の増進により大きな貢献をしてほしい」と述べた。
開会式では、「2024中国海洋発展指数報告」と「2024海洋協力発展フォーラム青島イニシアティブ」が発表された。30の海洋重要プロジェクトが現地で調印され、総投資額656億元(1元は約21.3円)であった。
開会式後にメインフォーラムが行われた。副省長温暖氏は司会し、自然資源部副部長・国家海洋局局長の孫書賢氏などを含む7人の来賓が発言した。
海洋協力発展フォーラムは、山東省人民政府と自然資源部が共催し、今年のフォーラムのテーマは「真っ青から未来へ-健康で繁栄した海を作り、持続可能な未来を創造する」である。開会式及びメインフォーラムを除き、期間中に、東アジア海洋協力プラットフォームの青島対話会、並行フォーラム、特別イベントなども行われる。
23日午後、周乃翔氏は、フォーラムに出席した外国ゲストの代表と会見した。
省と青島市の指導者張海波氏、張新文氏、趙豪志氏、多国の海に関する政府部門の代表、駐中国使節、国際機関・機構の代表、国家関係部・委員会の関係責任者、姉妹省(区、市)代表、院士代表、山東省関係市・省直属の関係部門の責任者、大学・科学研究機関・協会・企業の代表、専門家・学者などが開会式に参加した。