青島大鮑島文化レジャー街区をゆっくり歩き 外国メディア記者取材団が都市文化の脈拍を感じ
中国山東網2024-08-27 14:14
大鮑島は最も青島の特色を持つ歴史都市として、何世代かの青島人の美しい記憶を持っている。現在、青島大鮑島文化レジャー街区は百年の里院とファッションな業態を融合させた人気文化の街区である。街区はレトロな建物とファッション文化の要素を融合させ、大鮑島に新たな活力を与えただけでなく、青島都市文化の明るい名刺にもなった。8月27日午後、第5回多国籍企業リーダー青島サミットの外国メディアの取材活動が青島大鮑島文化レジャー街区に入り、アメリカ、ロシア、日本、韓国、ハンガリー、イラク、カザフスタン、フィリピンなどの国の主流メディアからなる取材団が、旧市街の復興と文旅の融合・共生の発展の秘密を探った。
大鮑島は最初の小さな島から、その後の小さな村に発展し、青島本土文化の発祥地となった。当時、人々は西洋の建築様式をまねたと同時に、伝統的な建築設計を残し、独特の「里院建築」を形成した。里院ではそれぞれの庭が互いにつながっているため、「串里串院」という独特の空間構造が形成されていた。これにより、多くの「老舗」企業がここに定住するようになった。大鮑島エリアは、青島の近代化後の最初の商業センターとして、青島の繁栄した商業貿易業の「ゆりかご」であり、地元の中国人の130年の創業の歴史も書かれている。
広興里は青島で最大規模の里院風の建物で、高密路、易州路、海泊路と博山路が四方を囲まれており、建築面積は3373平方メートルである。平面レイアウトは中国の伝統的な合院式住宅と似ている。
現在、青島大鮑島文化レジャー街区はすでにビール文化、飲食グルメ、レジャー体験、芸術文創、マンションホテル、産業オフィスの6つの主導的な業態を形成している。新業態、新モデルは大鮑島の百年前の姿を継続させるだけでなく、新しい方式で現代生活に溶け込んでいる。ここ数年来、市北区は5A級観光地の基準で歴史市街地の品質を全面的に向上させ、保護修繕、協同向上、基礎整備、産業導入、文化歴史発掘のいくつかの行動を深く展開した。
ドバイの中阿衛視からの記者は「歴史的建造物をどのように保護し、歴史的建造物と現代ビジネスを有機的に融合させるかは、外国メディアが中国の物語を宣伝する上でも重要な視点だ。私たちはこの前に青島に来たことがないかもしれないし、青島の歴史も知らないかもしれないが、今日は大鮑島、広興里を見学することによって、昔の青島がどんな様子だったのか、昔の青島の人がどのように生活していたのかを知ることができる。青島のこれらの歴史建築はよく保護されている。青島もとてもロマンチックなところで、とても住みやすい。仕事の後に青島に来る機会があることを望んでいる」と話した。