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中国製掘削機が世界で好調な売れ行き 13ヶ月連続成長

人民網日本語版2025-11-13 09:38

 税関総署がこのほど発表したデータによると、年初以来、中国製電気機械製品の輸出が急速に増加し続けており、輸出総額に占める割合が6割を超えた。中でも掘削機は重要な輸出品目となっている。アフリカでは中国の掘削機がスマート化という優位性を活かし、現地の大型工業・インフラプロジェクトで活躍している。

 アフリカ大陸は気候が多様で、地質条件が複雑であることから、高温や粉塵、急勾配などさまざまな複雑な作業環境に対応しなければならない。中国製掘削機はスマート化の優位性により、こうした中核的ニーズに対応できるだけでなく、現地の実際の環境に合わせて最適化と改良を繰り返し、南アフリカでますます多くの顧客から高い評価を得ている。

 税関総署がまとめたデータによれば、2025年上半期には中国からアフリカへの建設機械輸出額は前年同期比51.6%増の40億ドル(1ドルは約154.3円)に上り、うち掘削機は約27.6%の割合で品目別で最多となっている。

 中聯重科土方機械公司の呉達鑫・社長補佐は、「掘削機の販売増加の中核的な原動力は、海外市場の持続的な拡大にある。現在、当社の掘削機輸出事業の割合はすでに70%を超える。輸出先を見ると、東南アジア、中東、アフリカ、南米などの新興市場のニーズが旺盛だ。同時に、欧州や北米など成熟市場への輸出も安定傾向を維持している」と述べた。

 中信建設証券の陳宣霖・機械産業アナリストは、「中国の掘削機輸出台数はすでに13ヶ月連続のプラス成長を達成し、主に海外鉱山の需要拡大および一部地域でのインフラ建設ニーズの回復によるものだ」との見方を示した。(編集KS)