山東省日照市で「中秋節」に食べる飾り蒸しパンが人気に
人民網日本語版2025-09-30 09:44
中秋節(旧暦8月15日、今年は10月6日)を目前に控え、多種多様な月餅の販売が続々と始まっている。今年は、定番の広東風や蘇州風の月餅のほか、各種特色ある月餅が人気となっている。
山東省日照市嵐山区のある無形文化遺産である飾り蒸しパン「花饃」の工房も、繁忙期を迎えている。工房には、職人が作ったオリジナル商品のカニをデザインしたユニークな「花饃」などが並んでおり、伝統的な無形文化遺産が輝きを放っている。
工房のオーナー朱有紅さんは、「中秋節を迎えるにあたり、当店も、月やカニの形の花饃のほか、子供向けに各種キャラクターの花饃など、特別なデザインの花饃を打ち出している。海辺の嵐山区は漁民が多く、漁民はみんなカニが大好き。特に今はカニが旬を迎えていることもあり、カニをデザインした蒸しパンを作った。子供にも、大人にも人気で、売れ行きはとても好調」としている。(編集KN)