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風に乗って羽ばたく「低空経済」、消費財博に「飛来」

人民網日本語版2025-04-17 09:12

 中国電子科技集団公司の左涛首席専門家はこのほど取材に対し、「『低空経済』(低空域飛行活動による経済形態)は将来的に必ず勢いよく発展する戦略的意義を備えた経済形態になる。中国には巨大な市場空間があり、広大な自然資源を経済資源に変えることができる」と述べた。

 ここ数年、「低空経済」が風に乗って羽ばたき、応用シーンが日増しに豊富になっている。中国民用航空局(民航局)の予測では、中国の「低空経済」の市場規模は2025年末に1兆5000億元(1元は約19.5円)に達し、2035年には3兆5000億元に達する見込みだ。

 このほど開幕した第5回中国国際消費財博覧会(消費財博)でも「低空経済」展示専用エリアが特別に設けられた。小鵬匯天、億航智能(EHang)、聯合飛機、峰飛航空科技などの企業が、ドローン、電動垂直離着陸機(eVTOL)、空飛ぶクルマを含む複数の製品を集中的に展示し、「低空経済」の将来のビジョンを描き出している。

 「低空経済」は2年連続で「政府活動報告」に取り上げられ、各地で積極的に事業展開を進めている。多くの地域で重点発展産業として位置づけられ、関連する地方立法および規範文書が相次いで制定されている。(編集KS)