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北京中轴线(zhōng zhóu xiàn)

大衆網日本語版2022-12-27 10:17

 【ちょっと気になる】

 北京中轴线(zhōng zhóu xiàn)北京中軸線

 「北京中轴线」は字面通り、北京の中軸線で、北の鐘楼、鼓楼を起点として、万寧橋、景山、故宮、端門、天安門、外金水橋、天安門広場及び建築群、正陽門、中軸線南区間道路跡を経て、南の永定門に至ります。そして、それを挟むように東西には太廟と社稷壇、天壇と先農壇が並んでいます。北京の中軸線は、約700年の歴史を誇り、現在に至るまで都市の発展に影響を与え続けてきました。

 このほど、北京市文物(文化財)局が「北京中軸線保護管理計画(2022-35年)」を発表しました。この計画には、北京中軸線の遺産ゾーンとバッファーゾーンを合理的に区分けし、遺産の保存状態を細かく調べ、関与を最小限にとどめて保護・修繕し、長い歴史や多元文化を展示するといった内容が含まれています。

 また、北京中軸線遺産ゾーンの構成要素全てが遺産として価値があり、構成要素をつなぎ合わせるために必要な連結ゾーンを含め総面積は約5.9平方キロあるということです。また、バッファーゾーンは、遺産ゾーンの周辺に位置し、北京中軸線の形成と発展に密接に関係するエリアで、総面積約45.4平方キロあります。

 2008年の北京五輪の開会式で大きな足跡の花火を覚えているでしょうか。あの足跡は北京中軸線の上空を通りました。印象がありますか。現在、北京市は北京中軸線のユネスコ・世界文化遺産登録の申請に取り込んでいます。(CRI)