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第5回輸入博、世界500強企業と業界大手260社が契約済み

新華社2022-06-24 11:11

 中国上海市で11月に開催を予定する第5回中国国際輸入博覧会の準備説明会・調印式が21日、オンラインで開かれた。準備作業は順調に進んでおり、企業商業展の契約済み面積は計画面積の76%、これまでに出展契約を結んだ世界上位500社企業と各業界のリーディング企業は260社に達した。

 中国商務部の盛秋平(せい・しゅうへい)副部長が会議に出席し、輸入博の発展の道のりは、絶え間なく開放を拡大してきた新時代の中国を表した縮図であり、各国企業が発展機会を共有し、互恵・ウィンウィンを実現してきたことを示す裏付けでもあると語った。

 中国国際輸入博覧局の孫成海(そん・せいかい)副局長は第5回輸入博の日程について、11月5~10日に開催する予定だと説明。虹橋国際経済フォーラムでは「世界開放報告2022」と世界開放指数を発表し、世界共通の開放の「風向計」と中国のハイレベルな開放の「バロメーター」を構築すると述べた。

 21日、第5回中国国際輸入博覧会の準備説明会・調印式の会場。(上海=新華社配信)

 調印式では、30社余りの出展企業、輸入博の主催機関、虹橋国際経済フォーラムの会員、人的・文化的交流活動の参加者などの企業・機関と中国国際輸入博覧局が合同で署名した。米製薬大手ブリストル・マイヤーズスクイブや日本の総合商社大手、丸紅など輸入博に何度も出展してきた「古い友人」のほか、米バイオ医薬品企業ギリアド・サイエンシズ、資源大手のリオ・ティント、BHPビリトンなど「新たな友人」も参加した。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)上海事務所の水田賢治首席代表は、輸入博を通じて良質な日本の商品、技術、サービスを中国に届け、日中間の貿易と投資のさらなる発展に貢献したいと話した。(記者/周蕊)