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三九(sān jiǔ)

CRI2023-01-16 11:05

 【ちょっと気になる】

 三九(sān jiǔ)三九(最も寒い時)

 「三九天(sānjiǔtiān)」とも言います。真冬の最も寒い時を指します。

 冬至から数えて最初の9日間を“一九”,次の9日間を“二九”,その次の9日間を“三九”といい、この27日間をまとめて“三九”ということもあります。この数え方で、9つの9日間を迎えると春が訪れます。

 中国では、冬至の日から、家にこもって、春までの9日間を9回数える歌「数九歌(九を数える歌)」を子供に教えたり、春を待つ絵「九九消寒図」に書かれた梅の花びらを赤く塗りつぶしたり、翌年の豊作を祈って占いをしたりします。

 「数九歌」の内容は次の通りです。

 一九二九不出手(一番目と二番目の九日間は手がポケットから出せないぐらい寒い)、三九四九冰上走(三番目と四番目の九日間は氷の上を歩く)五九六九沿河看柳(五番目と六番目の九日間は川沿いの柳が芽生える)七九河开(七番目の九日間は川が開き)八九燕来(八番目の九日間は燕が飛来する)九九加一九耕牛遍地走(九番目の九日間に加えて九日間 牛が耕し始める)。

 一方の「九九消寒図」は元の時代(1271-1368年)から、皇宮や民間までが楽しむ習慣の一つでした。遊び方は、梅の木の絵を化粧台などに貼り、冬至から毎日、1日に一枚その花びらにほお紅などで色を付けていきます。そして、元々白かった81枚の花びらに全て色が付くと、美しい梅の木になり、窓の外には春が訪れます。(CRI)